標準和名「マジェランアイナメ」
スズキ目 ノトテニア科 ナンキョクカジカ亜目
漁獲海域:CCAMLR海域(南極海)、SEAFO海域(南東大西洋)
流通名は「メロ」として知られます。身質、風味、脂のノリどれものレベルが高く、世界中で高値が付きます。
そのためIUU漁船による違法操業も数多く報告されており、国内への輸入には、輸出国により認証された輸出証明書と再輸出証明書の添付が必要です。
日本はCCAMLRおよびSEAFOでの非常に厳しい漁業管理および資源管理を遵守して、遠洋底はえ縄漁業で操業を継続しています。
なお、「メロ」には種としては近い「ライギョダマシ」も一部含まれています。
水産総合研究センターによる資源状況の解析結果はここ(詳細版、簡易版はここ)です。
(写真は東京家政大学 岩見哲夫教授撮影)